2007年2月18日日曜日

いつも自分に言いきかせていること

これはいい経験になる、無駄なことなんて何もない。

この間、さんまのからくりテレビで、「いつも自分に言いきかせていること」というお題のトークがあった。それを見ながら、自分の場合はどうだろう、と考えて浮かんできたのがこの言葉。

過去を回想して・・・。
マラウイにいるとき、電気も水道もない生活をしたとき。その家の中のどこからともなく、前足の端から後ろ足の端まで14cmある(メジャーを使って測った)、タランチュラのような毛むくじゃらのクモが何匹も湧いて出てきたのを見たとき。サソリに刺されたとき。マラリアにかかったとき・・・。

小笠原は孤島とはいっても東京は東京、生活に困ることはなく、タランチュラもサソリもいないし、マラリアもない。だけど、数年間内地で暮らしてきて、ブロードバンドの通信環境、宅急便を夕方に出せば翌朝10時に着くような超特急の物流、毎朝来る新聞。そんなものに慣れてしまっていたから、いざそれがなくなってみると、大変なことに感じてしまう。でもそれもいい経験、無駄なことなんて何もない。便利になりすぎてしまうと、便利なことがどれだけ有難いことかわからなくなってしまうから。
こんな島の生活も、数週間経てば慣れるだろう、そして今大変に思うことも大変に感じなくなるんだろう。

1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

わかる。
物がなくても大変じゃなくなる感覚。
物があっても物足りない感覚。

小笠原、楽しそうねぇ。
絶対遊びに行こう。。。
でも結構長い休みが必要そうね(笑)