2007年11月30日金曜日

ニクの日にありったけの肉

今日は1129日、ニクの日。

小笠原は何を買うにも値段が高い、スーパーで売っている肉も例にもれず。
でも、月に一度だけ、肉がお買い得な日がある。それがまさに、今日、この日。

おがさわら丸は1124日に去った便を最後にドック入り、次に来るのは2週間後の129日。それまでの間、不定期貨物船の共勝丸が2便ほどあるものの、生鮮食料品の輸送量は限られている。1124日におがさわら丸が去って以来、スーパー店頭の生鮮食料品がみるみる減っていく・・・。

とりあえず、24日のうちに冷蔵庫に入るだけのありったけの野菜を買い込んだ。でも、悲しいことに、閉店間際だったせいか、肉が全て売り切れていた(注)。次の日も、その次の日も・・・。

でも、今日は肉の日、絶対に肉を買ってやる、肉がゴロゴロ入ったカレーを食ってやる、そう自分に言い聞かせて1日を過ごした。小祝商店の閉店時刻は午後6時半。午後5時、仕事の打合せが始まる。こういう時に限って相手方が熱心で、6時過ぎても終わる気配なし。やばい、肉が買えなくなる。小祝商店は明日から2連休、肉ゴロゴロカレーは幻か?!

午後620分、なんとか終りにできそうな気配、話を無理矢理終わる方向へもって行く。625分、相手方の事務所を出る、すると親切にも事務所外側の廃棄物分別状況を説明してくれる、でも肉が買えなくなる・・・。

午後630分ギリギリ前、閉店準備中の小祝商店に滑り込む。肉、肉、肉・・・。閉店準備で消灯され、シートがかけられた肉コーナーに、かろうじて幾つかの肉のパックが残っていた。でも、あるのはニュージーランド産冷凍ラム肉薄切り、もつ加熱用、すきやき用薄切りオージービーフ・・・。なんだか寂しくて、全種類買ってしまった。

近くを通りかかった知り合いの店員さんに声をかけると、「ああ、肉ね、お昼ごろにはほとんど売り切れていたよ」だって・・・。おがさわら丸ドック入り中の島民の生存競争は熾烈を極める。

家に帰って、3種類の肉のパックを並べて、さて、どれをカレーに入れたものかと、しばらく葛藤した。

(注)小祝商店ではある程度の量の塊肉を仕入れて、その日売る分だけ切って店頭に並べているから、おがさわら丸が来ない間も、店頭の肉が消えたからといって小笠原に肉が全く無いわけではない。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

あんまり面白いので、また書き込みしてしまいました。
面白いといったら失礼ですよね。
そちらは蛋白源を獲得するかしないかの死活問題ですものね!

でも魚はいつも新鮮なものが豊富にありそうですよね。

chaitian さんのコメント...

食料争奪戦ですね。
がんばって勝ち残って下さい(笑)

追伸:
ユニフォーム、出来上がりました。