それは、親しい友人の結婚式に出席できないこと。
年齢のせいもあって、最近友人の結婚式がたて続けにある。
なんとか仕事の都合を合わせて行こうと努力するのだけれど、いったん内地に行くと、船が週に1便しかないせいで10日間は戻ってこられない、さすがに10日間という長期間の仕事のやりくりをするのは難しく、どうにもならないことが多い。親しい友人の大事な人生の節目を、いっしょにお祝いしたいのに、それができないのが悲しい。
それはさておき、この連休にたて続けに2人の友人の結婚式に出席できないかわりに、ダイビングに行ってきた。砂地の上にイバラカンザシがわんさか付いた岩があって、何枚か写真を撮った。後で見てみると、フラッシュありとなしとで全く違う色彩であることに驚かされる。
フラッシュなし
水中は青の世界。それは、太陽から降り注ぐ光が水中に差し込むと、波長の長い赤系の光が水に吸収されてしまうから。フラッシュをたくと、赤系の光も含む、私たちが日常触れている白い光が対象に当たるため、対象が本来もつ色が写真に写る。
もしも、光の成分の一部がこのように水に吸収されず、空気中と同じ光が水中の生きものたちに当たるとしたら、どれだけ鮮やかな世界になるんだろう、そんなことを連想させるひとコマの写真。
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