父島で、小笠原固有のカタツムリ達が残っている地域は、軒並み秘境と呼ぶのにふさわしい究極の僻地。仕事では、道なき道を辿って、そんな場所に調査に入る。仕事の合間にふと見渡すと、他ではないような小笠原らしい美しい光景に出合うことがたまにある。そんなとき、不純ながら、この仕事をやっていてよかったと心から思う。
写真は、モモタマナの梢越しに眺めた巽湾。モモタマナの大きくツヤツヤ照る葉っぱがなんとも個性的できれい。
このカタマイマイ属のカタツムリ達が、ここ最近父島では激減している。その主な元凶として指名手配されているのが、ニューギニアヤリガタリクウズムシという、外来のプラナリアの1種。プラナリアといえば、小中学校の理科の教科書に載っている、切っても切っても分裂して再生してくるという、エイリアンみたいな気味の悪い生命体。ニューギニアヤリガタリクウズムシは、長すぎるから略してニューヤリとしよう、カタツムリを好んで食べるという習性がある。
アカガシラカラスバト (野鳥の窓:http://www.phoebastria.com/data/columba/akagasirakarasubato.html より転載)このようにしてつくり上げられた保全活動計画は、今年4月に正式な形で世に出ることになっている。アカガシラカラスバトを後世に亘って守っていく活動はここでスタートを切ったばかり、この計画にもとづいた今後の活動そのものがとても大事になってくる。
今回このワークショップに参加して、世界的に実績を上げている保全計画づくりのプロセスを経験できたことも然ることながら、サポート係として、希少動物種保護・増殖の分野では世界でも第一人者であるような専門家の方々との交流が持てたこと、その素敵な人間性に触れることができたことも大きな収穫だったように思う。

パパスダイビング恒例のイベントダイビングのひとつ、鍋付きダイビング。
12月に入り、昼間の気温が20度前後とダイビングにはちょっと寒い。
水が冷たいということもあって、水から上がって風に当たると本当に寒い。
そんなときには、船の上での鍋が最高!
ダイビングの水面休憩時間にアカハタを釣って、そのダシに持ち寄った具材を放り込んでグツグツ煮てできあがり!今回は島の中学生も参戦ということで、賑やかなメンバーで鍋を囲んで、美味しく楽しいひとときを過ごしてきた。
星野さんアカハタをさばく
みんなで鍋を囲んで